「ブリテンズ・ゴッド・タレント(BGT)」で大活躍したとにかく明るい安村さん。
日本人初のファイナル進出という歴史的快挙を成し遂げました。
そんな彼の芸人としてのおもしろさを引き出した番組や審査員、そして気になる今後をみていきましょう!
とにかく明るい安村が大爆笑を取った動画
決勝進出までいった安村さんのネタは、
スパイダーマンやバットマンのアメコミヒーローや、
イギリスを代表するロックバンド『QUEEN』の楽曲「Don’tStop Me Now」を使って、
ボーカルのフレディ・マーキュリーのポーズを披露し会場を大いに盛り上げました。
とにかく明るい安村はなぜ英国(イギリス)に行ったのか?
安村さんは、所属事務所の吉本興業の意志でイギリスに行くことになりました。
日本ではあの決め台詞「安心してください、はいてますよ!」で2015年ユーキャン新語・流行語大賞トップ10にも選ばれ、子どもたちにも大人気になりました。
その後はバラエティー番組などにもたくさん出演していましたが、吉本興業が所属している芸人さんたちのネタを『ブリテンズ・ゴット・タレント』に応募したことがきっかけで、めでたく安村さんが審査を通過したということでした。
事務所は海外進出を視野にいれていたそうですが、安村さんはまったく緊張することもなく旅行気分だったそう。
「本当はそうですね…」と静かに語り「本当は旅行感覚で行ったんですよ。イギリスに行けると思って。お土産ばっかり調べて」と明かした。さらに東野からは「緊張して寝られないってことは」と問われ、「(午後)10時に寝て、(午前)10時に起きました」と平然と語った。
引用:https://www.nikkansports.com/entertainment/
このゆる~い感じが、イギリスでも大ウケした理由かもしれませんね。
とにかく明るい安村が出演した番組と審査員とは?
安村さんが出演した番組は
『ブリテンズ・ゴッド・タレント』というイギリスのITVで放送される
公開オーディション番組です!
流れとしては
- 番組オーディションに合格する
- 審査員によって準決勝に進む40組に選ばれる
- 8組ずつ5グループでパフォーマンスを競います。
- 視聴者投票と審査員投票で各グループから2組選ばれ決勝へ進みます
- 審査員の特権(ワイルドカード制度)があり、準決勝を敗退しても決勝戦に進むことができます。
- 決勝戦では、審査員はコメントはできますが投票権はなく、あくまでも視聴者投票ですべてが決まります。
安村さんは、このワイルドカード制度で敗者復活し、決勝へすすみました!
トーナメントを勝ち上がっただけでもすごい快挙ですが、この敗者復活戦で決勝までいった安村さんの強運のすごさを感じます。
優勝していたら、賞金25万ポンド(約4300万円)が手に入っていたということになります!
この有名な番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』で大事な審査員を務めるのは次の4人です。
- サイモン・コーウェル (音楽プロデューサー)
- アマンダ・ホールデン (女優)
- アリーシャ・ディクソン (シンガーソングライター・ダンサー・作家)
- デヴィッド・ウォリアムス (コメディアン・俳優・小説家)
みなさん、いろんなジャンルで活躍されている方ばかりですが、その中でもサイモン・コーウェルさんはこの番組のプロデュース兼審査員ということもあり、辛口評価で有名です。
そんなサイモン・コーウェルさんが安村さんを大絶賛しました!
『ワイルドカード』で決勝進出した理由も、「満場一致の決定だった。彼なしではやれなかった」と説明しています。
とにかく明るい安村の現地の反応も面白いが多い?
「tonikaku」や「トニー」の愛称で一躍有名人になった安村さん。
現地ではどんな反応だったのでしょう!
こいつは伝説だ!
彼を勝たせてくれ!
笑い死ぬかと思った!
こんなに笑ったのは何年ぶりだろう!
今まで見たワイルドカードの中で1番だ!
オー、マイガー!完璧だー
日本人は彼のことを誇りに思うだろう
彼を忘れることはないだろう
これこそ、ファンタスティックならぬ・・・パンタスティックだ~!!
オーディションの真っ最中は、イギリス国民を驚かせ笑いの渦に巻き込んだようですが、世界で一躍大ブレークし有名になったことで、やはりいい感想ばかりでないようです。
早くも英ネットユーザーからは辛口評価も聞こえてきています。
もはやショーではない。バカげている
まったくゴミだ
ステージに立って「パンツをはいている」と叫ぶことのどこがそんなに才能があるの?
などと、批判の声も聞こえてきます。裸芸に対する辛口評価は万国共通なのでしょうか?
批判されるのも有名になったからこそ・・・ですよね。
とにかく明るい安村がイギリスロンドンで大ウケの理由!
日本人として初めて決勝まで進出した、とにかく明るい安村さん。
彼のネタはなぜここまでイギリスで大ウケしたのでしょうか?
それはお決まりのフレーズ「安心してください、はいてますよ!」を完全な直訳で披露したことで奇跡がおきました。
彼はイギリスの番組だったので英語で「Don’t worry, I’m wearing!」と言いました。
すると、「Don’t worry, I’m wearing!」というセリフを日本語直訳とは知らなかった審査員が、その先を答えるように自分たちに呼びかけられていると思い、「Pants!]と返したのです。
「Don’t worry, I’m wearing…」 「Pants!」
というふうに、ロックスターがライブで呼びかけるコールアンドレスポンスのように審査員や観客席は大いに盛り上がりました。
英語をまったく勉強せずに臨んだオーディションだったので、間違いなく不完全なセンテンス(文章)からきた奇跡でしょう。
不完全なセンテンスは意図されたもので、目的語の「pants」答えるように観客にリアクションを求めていると勝手に解釈されたことで大ウケにつながったのでしょう。
日本語と英語の違いがたまたま生み出した奇跡で、安村さんはイギリス国民の心をしっかりと掴みました!
とにかく明るい安村は今後海外活動がメイン?
イギリスでパンツ1枚で挑み大舞台を終え、結果は惜しくも優勝は逃しましたが、素晴らしい偉業を成し遂げた安村さん。
自身のInstagramでも「ブリテンズゴットタレント決勝終わりました! 優勝できなかったけど楽しかったよ! 10日間あっという間! 夢みたいでした! 応援してくれた皆さん、ありがとうございました!」と、感謝していました。
実はルーマニアからもオファーが来てたそうです!
しかしゲーム好きの安村さんは、”ゼルダの伝説”の新作が近々発売されることから出演を断ったそう・・・
なんとも安村さんらしい、さすが芸人!と言ってしまいそうになりますね。
そのゆるさが、日本だけでなく海外でも受け入れられ、再ブレークした理由でしょう。
またいつか、旅行気分で訪れた国で、ブレークする日がくるかもしれませんね。