ZEN大学の教員や講師はひろゆき?授業料(学費)や授業内容は何?

先日、開学が発表されたばかりの「ZEN大学」。

ZEN大学とは一体なんなのか?とても気になりますね。

そこで今回は、

・ZEN大学って何?
・ZEN大学の教員は講師はひろゆき
・ZEN大学の授業内容(カリキュラム)や授業料(学費、年会費)は?

など、気になる点をいくつか調べてみました!さっそく見ていきましょう!

目次

ZEN大学って何?

出典:https://dwango.co.jp/

ZEN大学は、2025年に開学予定の新しいオンライン大学です。

ドワンゴ日本財団が共同で設立を目指しています。ドワンゴ日本財団はあたらしい教育システムの構築に関する包括提携を6月1日に締結しました。

ドワンゴは、学校法人「角川ドワンゴ学園」の設立母体として、2016年からは沖縄県で通信制高校「N高等学校」を、2021年からは茨城県で「S高等学校」を運営しています。

通学が苦手だったり、自分のペースで勉強したいという生徒から人気があり、昨年は両校で計約8千人の生徒が卒業しました。

日本財団は、世界69大学と連携した奨学金プログラムなどの支援に取り組んできた実績があります。

6月1日、日本財団会長・笹川陽平氏、日本財団常務理事・笹川順平氏、株式会社ドワンゴ取締役・学校法人角川ドワンゴ学園理事長・山中伸一氏、株式会社ドワンゴ顧問・学校法人角川ドワンゴ学園理事・川上量生氏が登壇し、記者発表を行いました。

オンライン大学の設立の狙いについては、全ての子供たちの個性を尊重し、多様化する教育環境に対応できる、新しい教育システムの構築にあると説明。

また、保護者の収入や住んでいる地域など、様々な理由で大学進学を諦め、登校が困難と感じる教育格差が問題になっています。

そういった教育格差における課題解決と、次世代人材の育成による持続可能な社会の実現に向けて、ドワンゴ日本財団両者のノウハウや知見、ネットワーク、資源等を活かした新しい教育システムを構築し、全ての子どもたちの個性・関心を尊重した質の高い教育の機会を提供していくそうです。

1日の記者発表で、川上氏は、オンライン大学の特徴について「大学進学を望む全ての人に、安価で質の高い授業を提供できる」と述べました。

N高とS高で培った豊富な授業づくりのノウハウを生かしつつ、質と量ともに高い教育プログラムを届けるとのこと。

また、「子ども第三の居場所」や「異才発掘プロジェクト ROCKET」など、子どもたちの未来の可能性を育むプロジェクトを推進してきた日本財団と提携することで、海外留学の支援を含めたグローバルな展開にも期待していると述べました。

ZEN大学は、新しい教育システムを構築し、全ての子どもたちの個性・関心を尊重した質の高い教育の機会を提供することを目指している新しい大学のようです。

「一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会」を設立し、新たな大学の認可申請は2023年10月に行う予定だそうです。

ZEN大学の教員や講師はひろゆき

出典:N高等学校・S高等学校のツイッター

ZEN大学の教員や講師はまだ発表されていません。大学は2025年4月に開学する予定なので、教員や講師の詳細は、これから発表される予定です。

ZEN大学では「ひろゆき先生」が教鞭をふるうのかもしれません。推測ですが。

2023/06/07追記

6月6日、一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会は、2025年4月開学予定ZEN大学の教員予定者などを発表しました。

学長には九州大学名誉教授、JST/CRDS上席フェロー、NTT基礎数学研究プリンシパル、理化学研究所数理創造プログラム(iTHEMS)特別顧問の若山正人氏が就任予定

教員予定者には株式会社ゲンロン創業者および取締役、合同会社シラス元代表取締役で哲学者、作家の東浩紀さんをはじめ、多彩な教授、講師が発表されています。

ZEN大学の授業内容(カリキュラム)とは?

出典:https://edu.watch.impress.co.jp/

ZEN大学の設置学部は「知能情報社会学部」であることがすでに発表されています。

カリキュラムや教員などの詳細については、6月6日(火)18時より、設立に関する発表会にて説明を行うとのこと。

ITを活用した映像授業を行うオンライン大学で、通学不要で、完全オンラインで卒業できるとのこと。オンラインで授業を受けることができるため、時間や場所を気にせずに学ぶことができますね。

教育内容はまだ未発表ですが、文系理系を問わず幅広く学生を受け入れる考えだそうです。

オンライン授業が基本となりますが、リアルなつながりも大切にしたいとのことで、部活動や文化祭、職業体験なども行うそうです。

初年度入学定員5000人(総定員2万人)になる予定です。

ZEN大学は、これからの時代を生き抜くために必要なスキルを身につけることができる、新しいタイプの大学です。

2023/06/07追記

6月6日、一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会は新しいオンライン大学「ZEN大学」は構想・学部・カリキュラム・課外プログラムを発表しました。

知能情報社会学部」では、これからの社会を生き抜く上で必要となるリテラシーを定義し、「人文・社会」「情報」「数理科学」「デジタル産業」「クリエイティブ」の5つの学びからなる関連科目を設置するとのこと。

ドワンゴは全135科目12,150本の授業動画を制作しており、開学時に72科目6,480本、2027年3月に全て公開予定するそうです。

授業動画は、オンライン学習システムをリニューアルして提供します。

人文・社会

「ソーシャルリテラシー」、「ビジネスリテラシー」、「メタリテラシー」のもと科目を構成。

地域・日本・世界の素養を身に付ける、経済や企業の動きを知りキャリアにつなげる物事の捉え方や考え方を獲得する、といった面から学びます。

情報

プログラムの基礎を学び、段階的にITやアプリの開発やデータサイエンススキルを身につける実践的な科目。

国家資格を目指せる知識を習得できるそうです。

数理科学

基本的な数学の歴史や微積分などを学び、経済や情報分野に活かせて社会に応用できる学びを展開。

専門的に学びたい学生に向けた科目も開講予定とのことです。

デジタル産業

アニメ・ゲーム・マンガ・IT・ネットを中心に歴史や重要な出来事についての学びを展開。

そのうえで産業や時代による価値観の違いなどを知ることで、時代の変化に対応する思考力と新たなモノを生み出すために必要な知識が身に付く科目とのこと。

クリエイティブ

実際にものづくりを行い、想像する過程や構築する過程を通して企画力や創造力を身につける科目。

最新のAIやデジタルツールを活用してイラストや動画、マンガ、3Dモデリングの制作などに携われる授業を展開するとのことです。

また、ZEN大学の研究プロジェクトのひとつとして、IT、ゲーム、マンガ、アニメ、ネット文化といった日本のコンテンツ業界の歴史を共有財産として整備していく「歴史プロジェクト」が発表されました。

業界のキーパーソンやクリエイターへの取材を通じて資料を記録し、展開されていく予定だそうです。

課外プログラムとして、日本各地を拠点にしたフィールドワークで、多様な「地域・企業連携プログラム」を提供することが発表されています。

様々な地域に滞在し、自治体や企業と連携して、問題解決や共同プロジェクトに参加。社会が変化していく現場に身を置きながら、他者と協働して正解のない問題にじかに取り組むことで、創造性、リーダーシップ、ストレス対処など、実社会で求められる力を身に付けるとのことです。

ZEN大学では、特定の学問領域に偏ることなく幅広く、また質の高い教育・教材を提供します。ネットを駆使して、全国、いつでも、どこでも、最先端の学びを提供します。

https://zen-univ.jp/

ZEN大学ホームページではこのようにありました。新しい学びのかたちが増えるのはとても期待できますね!

ZEN大学の授業料(学費、年会費)について

出典:https://edu.watch.impress.co.jp/

ZEN大学1年間あたりの授業料は380,000円(予定)とのこと。

年会費等の情報は見つかりませんでした。

意欲や能力は十分なのに、学費が払えずにやむなく中退せざるをえない、また、進学を諦めたという問題が近年は深刻になっています。

一般の大学授業料に比べるとずいぶん価格がリーズナブルといった印象ですので、教育格差の是正につながることが期待されます。

ZEN大学2025年開学予定の新しいオンライン大学です。

教育内容やカリキュラム、教員や講師など、詳しいことはこれから順次発表予定です。

新しい大学とのことで、どんなことを学べるのか、また教員や講師、就職の面も気になるところです。

これから明らかになるであろう情報が期待されます!

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