ナッツ姫の2024現在！ナッツリターン事件財閥令嬢のその後は？夫と離婚で妹や母親・家族もやばい？韓進グループ家系図も！

2014年12月5日に起こった韓国財閥令嬢ナッツリターン事件の元凶で知られる（チョスンヨン/元：趙顕娥（チョヒョナ）さんは、ナッツ姫と呼ばれその当時世間を騒がせていましたね。

事件の内容は、ナッツ姫がニューヨーク発、仁川行の自社便にファーストクラスで搭乗した際、乗務員のナッツの出し方が気に食わず怒り、無理やり飛行機をブリッジまでリターンさせ乗務員を降ろさせ世間から批判を受けたというもの。

2015年には航空機航路変更罪などの罪として懲役10カ月と執行猶予2年が言い渡されたナッツ姫ですが、2024年現在は何をしているのか、またナッツ姫の実の妹は水かけ姫と呼ばれパワハラ疑惑が広まったり、母親や家族もやばいとの噂ですが真相が気になるところです。

そこで今回は財閥令嬢のナッツリターン事件で世間を騒がせたナッツ姫の2024現在について、以下のようにまとめていきます。

ナッツ姫(チョスンヨン)の2024年現在とwiki経歴まとめ

2014年12月5日に起きたナッツリターン事件がきっかけで、懲役10カ月と執行猶予2年が言い渡され服役していたナッツ姫（チョスンヨン）は刑務所から出たことは皆さんご存じだと思います。

事件から10年経つ2024年の今ナッツ姫は何の仕事をしているのか、他にも夫との関係、子供についてwiki経歴など気になる現在のナッツ姫の姿をまとめていこうと思います。

夫とは2023年に離婚

事件当時プライベートが次々とあらわになったナッツ姫（チョスンヨン）は、2010年に10月に小学校で同級生だったパク・チョンジュを相手に結婚していると世間に知れ渡りましたね。

そんな夫とは、2023年に離婚していたことがわかりました。

ナッツ姫の夫は、ソウル家裁に離婚・養育者指定を求める訴訟を2018年4月に起こしています。

原因となったのはナッツ姫の「日常的な言葉の暴力や暴行」に加え、「子供たちの虐待だ」と夫は証言しました。

これに対しナッツ姫は、夫のアル中について述べると同時に「子供は虐待していない」と反論し、翌年の2019年に夫に対し離婚と慰謝料を求める反訴を起こしています。

結果としてナッツ姫は親権を得られましたが、子供たちへの虐待疑惑は拭えずナッツ姫は「特殊傷害罪」の罪に問われ夫に財産分与として13億3000万ウォン（約1億3884円）を支払うことになり、夫は子供たちに養育費として月に1人120万ウォン（約13万5千円）支払うことになりました。

双子の子供の母親として2024年現在はシングルマザー？

ナッツ姫（チョスンヨン）と夫の間には、双子の男の子の子供がいます。

生まれて間もなくアメリカへ行きアメリカ国籍をとったため、韓国の兵役を逃れるためではないかと非難されました。

そしてナッツ姫の子供についてですが2024年現在詳細は明らかになっていなく、2013年に子供を授かったので11歳でまだ小学生であることがわかっています。

ナッツ姫は釈放された後、夫と離婚し現在は双子の子供の親権を持っているため、年齢からみてもまだ子供が離れ離れに暮らしているとは考えにくいでしょう。

またニュースサイトでも双子の母親として母親業をこなしていると報道されているので、子供たちと共にナッツ姫は一緒に暮らしていると予想します。

ナッツ姫の現在の仕事は？

ナッツ姫は大韓航空元副社長でしたが、ナッツリターン事件をきっかけに人生が一変したのは事実ですが、2024年今現在は社長として仕事復帰していることがわかりました。

ナッツ姫は現在韓進グループの子会社である【KALホテルネットワーク】社長に就任しています。

そんなナッツ姫はすぐに社長復帰するほど順調な生活をしているわけではありませんでした。

刑務所から釈放後は、社会奉仕活動に専念するため週に1回ソウル市内の保育園を訪れ遊びの先生を担当しましたが、気持ちの問題もあり一時は自宅から一歩も出ずに引きこもりの生活もしていました。

写真をみると、副社長の面影は全く見られず一気に老け込んでしまったようにも見えますよね。

ナッツ姫(チョスンヨン)Wikiプロフ

2024年で49歳となるナッツ姫は、事件当時チョヒョナという名前でしたが、2023年7月6日をもってチョスンヨンに改名しています。

ナッツリターン事件や、韓進グループの経営権紛争や離婚騒動で世間を騒がせたナッツ姫は、あまりにも”チョヒョナ”という名前が世間に知れ渡ってしまいました。

ですので今後あまり世間に目立たず、今後の生活にも影響がないように改名に至ったといいます。

日本で名前を変えるには面倒な手続きが必要ですが、韓国ではいとも簡単に改名できるようなので、韓国人にとって改名はそこまで大きなことではないようです。

ナッツ姫(チョスンヨン)の経歴を簡単に

韓進グループの長女であったナッツ姫（チョスンヨン）は、何も不自由ない家庭で育ち両親たちの数々の行いを見て育ちました。

大学は経営学を学ぶための渡米、南カリフォルニア大学経営大学院にてMBAを取得します。

大学時代は自分の意見を言える意思の強い女性で、財閥令嬢でありながら部屋を3人でシェアするなど質素な生活をしていたようです。

また人を見下す様な行動もなく同級生からは好評でした。

帰国後、ナッツっ姫は自分のスキルを活かし大韓航空の「機内食部門」と「ホテル経営部門」「客室事業部門」の3つの部門を一つにまとめたことが優秀とみなされ、2013年3月に大韓航空の副社長へと就任します。

輝かしい経歴が始まるかと思いきや、2014年12月5日にナッツリターン事件を起こし、同年の30日に罪に問われ懲役10カ月と執行猶予2年が言い渡されました。

釈放されたナッツ姫は2016年に社会奉仕活動を開始しますが、2017年にナッツリターン事件で被害者であったパク・チャンジン元事務長が訴訟を起こし、2億ウォン（約2000万円）、韓航空に1億ウォン（約1000万円）の損害賠償訴訟も提起され、病み期に入ります。

再び世間をざわつかせたナッツ姫ですが、韓進グループ系列の会社の中でもKALホテルネットワークの社長として社会復帰することに成功。

同年には徐々に世間から信頼を取り戻し平昌オリンピック聖火ランナーとして走った経験もあります。

2019年4月8日に父・韓進グループの趙亮鎬会長（70）が持病の肺疾患で父が亡くなったことで、経営権の争いが兄妹間で勃発しましたが、結局実の弟が韓進グループの会長となり、ナッツ姫の主張は否決されてしまいました。

2023年には2018年から長引いていた夫との離婚が成立し、2024年現在は双子の男の子の母親として、韓進グループの子会社で社長をしながら生活をしています。

ナッツリターン事件の詳細は？

韓進グループ財閥令嬢だった当時チョヒョナ（現在：チョスンヨン）さんは、2014年12月5日にナッツリターン事件を起こしました。

アメリカののジョン・F・ケネディ国際空港発韓国の仁川国際空港行きの自社機にてファーストクラスで登場したナッツ姫は、乗務員がマカダミアナッツを”袋のまま”提供したことに怒りその場で土下座を強要。

これに加えは、この当時サービス責任者であったパク・チャンジン元事務長と一緒に乗りたくないと思ったナッツ姫は、責任者を飛行機から降ろすためにわざわざブリッジまで戻れと飛行機の路線変更を強制しました。

この事件が起こったことで結局機内は責任者なしに到着時刻より20分遅れで着陸したのです。

韓国の航空法では、指示については機長にあるとされ乗客だったナッツ姫に権限はないと、権限を超越した行為＝「越権行為」とみなされ世間から批判を買い、罪を問われ懲役1年の実刑を言い渡します。

しかし逆恨みととらえたナッツ姫は、翌日に控訴しますが、結局懲役10ヶ月2年の執行猶予という形で判決が下されました。

定めたルールを自ら破るナッツ姫

2013年4月に大韓航空に韓国最大手の製鉄会社ポスコの常務が搭乗した時は、機内食の一部が生だったことに激怒し乗務員に暴力を振るった事件が発生したことを受け、ナッツ姫は「機内で暴力があってはならない」との文章を社内に宣言。

しかしながら、2014年に自ら定めたルールを破ったナッツ姫に関し、世間では文章と行動が矛盾していると世間から批判されたのです。

まさか自分の行いが暴力になるなんて思っていなかったのでしょうか。

ナッツ姫(チョスンヨン)は財閥令嬢で家族もやばい？家族構成！　

韓進グループ財閥の中でも、思わぬ形で有名になってしまったナッツ姫（チョスンヨン）ですが、その家族もやばいとの噂をご存じでしょうか。

もしかすると感情が制御できず性格がおかしくなったのは家族にも問題があったのかもしれません。

ではここからナッツ姫の家族構成「父・母・弟・妹」の順で何がやばいのか紹介していきます。

父親：チョ・ヤンホは金の亡者

韓進グループを創立したチョ・ジュンフン（趙重勲）さんの跡取り息子チョ・ヤンホ（趙亮鎬）さんは、大韓航空社長、韓進グループ財閥の社長となり会長となった人物です。

また2014年から2016年にかけ平昌冬季五輪の大会組織委員長を務めたり、韓国に大きな影響力を持つと知られていました。

これだけの権力者で、セレブであることは確かなのですが、脱税や横領した他に詐欺、薬事法違反をした罪に問われ家宅捜索されたことで公判中となっていました。

またナッツ姫の事件によって、2019年3月には大韓航空の株主総会で取締役再任案が否決されてしまう事態に。

2019年4月7日に滞在先のロサンゼルスの病院にて持病が深刻になり肺疾患のため70歳で亡くなりました。

母親：イ・ヒョンミはパワハラ母ちゃん

ナッツ姫の母親はイ・ヒョンミさんは元国土交通部次官の父親の元誕生したので、生まれも育ちもセレブリティ。

ソウル大学に通っていた際はアートを専攻し芸術的センスを磨いていたのだとか。

ナッツ姫のチョ・ヤンホさんとは1973年に結婚し、3人の子宝に恵まれます。

以上までどこにでもいそうな金持ちな母ちゃんというイメージですが、彼女は暴言の女王とも言われるほどパワハラ炸裂な母ちゃんだったのです。

イ・ヒョンミさんは、自宅のリフォームに携わった建設会社への「全員クビにすべきだ！出ていけ！」などの暴言や、運転手などへの暴言で暴行の容疑で2018年5月6日に立件されます。

しかし同年に棄却となりましたが、2019年でナッツ姫の妹と共にブランド品密輸疑惑と、5人のフィリピン人を研修生という名で家政婦として使用し出入国管理法の違反で逮捕されたので、2020年に懲役2年執行猶予3年を言い渡されました。

弟：チョ・ウォンテは暴言王子？

父チョ・ヤンホが亡くなり、姉弟との経営権争奪戦を勝ち取り、韓進グループの会長兼大韓航空社長となったチョ・ウォンテさんは通称暴言王子とも呼ばれるほど人物です。

年配の女性に暴言を吐いたり、市民団体関係者たちに横柄な態度をとったりと散々な悪態を報道され逮捕される事件を起こしています。

今現在ナッツ姫のチョスンヨンさんとは絶縁状態となっています。

妹：チョ・ヒョンミョンは水かけ姫？

ナッツ姫の実の妹チョ・ヒョンミンさんは、大韓航空広報担当者との会議中に担当者に対し水の入ったコップを投げ、水を浴びせたことで”水かけ姫”と呼ばれています。

この水かけ姫事件の発端となったのは、担当者が水かけ姫の質問にすぐに答えられなかったからなんだとか。

質問にはすぐ答えろと言うのか、それとも元からイライラしていたのかわかりませんが、水をかけられた担当者は後に会議室から追い出されたのだそう。

この事件をきっかけに報道陣の前では「水がかかっただけで、水をかけていない」と一点張り。

事情聴取は15時間にも及んだようです。

また、チョ・ヒョンミンさんが物を投げつけるのはこれだけではないと周囲は話しているそうで、姉弟揃って横柄な態度に驚いてしまいますね。

韓進(ハンジン)グループとは？家系図も！　

韓進（ハンジン）グループは、韓国の中で10本の指に入る一流財閥の一つで、グループの傘下には40社あります。

以上の陸・海・空すべての場所で物流を担うのは、韓国10大財閥の中でも唯一韓進グループのみ。

総資産は4兆円、従業員は1万人以上と言われている韓進グループは、まさに一流の中の一流財閥です。

そんな韓進グループの直系家系図はどのように分かれているのか、2・3世に分け家系図を作成していきましたのでさっそく見ていきましょう。

韓進グループ創立者であるチョ・ジュンフンさんは仁川にてトラック一台で商売を始め、1969年に韓国航空を買収したことでスタートしました。

ベトナム戦争真っ只中だったこの当時、軍需物資を輸送するために飛行機を使ったことで需要が高まり大儲けしたことで韓国の10大財閥入りを果たしました。

まとめ

ナッツ姫と呼ばれたチョスンヨンさんは、元チョヒョナでナッツリターン事件の発端になった張本人として世間を騒がせた女性ですが、現在はまた社長として仕事復帰していることがわかりました。

いろいろと世間やメディアの目の敵にされた財閥令嬢とその家族でしたが、結構やばいことになっていたことをこの記事を読んでお判りいただけたと思います。

国にとって影響力が大きい人ほど、少しの事でも大々的に報道されバッシングされるものだと感じますが、その当時ナッツ姫はナッツ一つでこんな大きな事件に繋がると思いもしなかったでしょう。

2024年現在50歳近くになったナッツ姫ですが、双子の母として社長として奮闘していると思いますので、第2の人生をしっかりと歩んでいることを願いたいばかりです。